また一枚絵が描けました
透明水彩でイラストを描きました。
最近ビッグシルエットのブームが落ち着いて、かっちりしたジャケットやジャストサイズの服の波がきているらしいですね。
インテリ好きなのでトラッド系とかプレッピースタイルが流行るのは嬉しい流れです。というわけで、オリキャラのレオンを描きました。
かっちり系は絶対似合う。黒縁メガネとか芥子色ソックスとか、ベレー帽とかチェックのジャケットとか、お洒落ポイントを色々盛り込みました。
普段は白衣で着飾らないタイプのキャラなのでちょっと新鮮な気持ちです。
カラーラフ
メイキングです。
完成形はカラーラフより少し彩度が高くなってしまいました。
ソックスの色、もうちょっとおとなしい色にしたほうがいいかなあ、と悩みながらけっきょく冒険しました。性格的に芥子色とかあまり身に付けないだろうなと思ったんですが、イラストだし。
とにかくレトロ可愛くてお洒落な雰囲気にしたかった。
下絵
右足の靴で悪戦苦闘してました。微妙に難しい角度だった……。
下絵で何度も修正したのですが、転写の時にまだ気に入らなくて修正したので、ちょっと変わっています。黒い靴だからあんまり崩れは目立たないのですが、気になるもんは気になる。
アイアン看板の「PIKA」という文字は日本語でナキウサギという意味です。この絵の人物が好き好んでいる小動物です。
レンガの低い塀や壁の消失点がドアの辺りに向かうように描いています。
転写して下塗り
前回と同じように下絵を印刷してコピー用紙の裏を4Bの鉛筆で塗りつぶし、赤ペンでなぞって水彩紙に転写していきます。
転写が終わったら四辺にマステを貼り、見えづらいと困る顔を先にペン入れをしておいて、レンガのガイド線は練り消しで薄くして、刷毛で薄い黄色を下塗り。
下塗りの工程はいつも一緒ですね。
細かいですが奥のまつ毛が見えた方がいいかなと思って描き足しました。
小さいので慎重にやらないとちょっとしたズレで顔が崩れてしまいます……。
頭部は画面上では親指の第一関節ぐらいしかないので本当に細かい作業です。
下塗りについて、白いところをなくすと、仕上がりが未完成に見えづらくなるので、これがけっこう省略しない方がいい大事な作業だと思います。
バストアップと違って全身入ると細かい描写が多くなり、ペンのストロークも短くなって描きやすいんですよね。長い線はブレやすくて苦手です。塗る面も狭くてムラになりにくいです。
でも前述の通り細かいからちょっとした手ブレが命取りになります。
下絵は定規ツールを使いましたが、本番はフリーハンドです。いちいち定規当てるの面倒ですし、手書き感が出るのでこのやり方が好きです。
長い線がほぼなく指や手首のスナップだけで描けるので、そこは大きい絵をより楽かもしれないです。
長い線を綺麗に引くのはまだ特訓が必要です。前回の絵はきつかった。
塗っていく
ジャケットのチェック柄が鬼門でした。白ではない明るいラインを入れたかったので、明るめの茶色を塗ってからマスキングインクでラインを引いて、マスキングの上から地の色を塗りました。マスキングを剥がしたら濃いめのラインも引いて、チェック柄の完成。
金具形は、銀髪のキャラクターなのでシルバーにした方が統一感が出るかなあ……とも思ったのですが、ブラウン系の衣装なので暖色っぽい方がいいと判断し全部ゴールドにしました。
帽子のチャームとかベルトの金具、あと手帳についてるペンの金属部分ですね。狭い範囲でわかりにくいですが。
近景にピンボケした植物を配置して奥行き感を出してみました。
あとは窓から見える建物の中は、木目調の室内にしたかったので茶色く塗りました。オレンジの照明で雰囲気ある感じにしたかった。
人物などは黒いミリペンでペン入れしましたが、遠景や植物などはセピア系のコピックドローイングペンでペン入れしました。地面に水を張るのを忘れていてちょっとムラになってしまいましたが、地面ってそんな綺麗なものではないのでムラになってるぐらいが自然かな、と思いました。
身長161cmしかないキャラで、日本人の成人男性の平均身長が171.6cmらしいので、平均以下でかなりちんまりしています。頭が小さいので等身はそんなに低くないのですが。
あと9種体癖という設定でふくらはぎより腿が長いという体格です。しゃがむと床にお尻がつくぐらい。職人気質。絵面的な話をするとふくらはぎの方を長くした方がスタイルよく見えるんですけどね。スタイルはあまり良くないということ!
体癖論はよく参考にしているのですが、まだまだ勉強が必要です。
コーヒーのテイスティングと爆弾作りが趣味の研究職。危なっかしい趣味ですが実はナキウサギが好きという二面性が良き。わりと気に入っているキャラです。
余談だけどこの人、革の手帳なんて使わないだろうな……。
こうやって載せてるとキャラについて語りたくなってくるのですが、本編のネタバレなしには語れない部分とかもあるので、難しいところですね。
次回はちょっと良い鉛筆削りを買ったのでレビューをしたいと思いますが、まだまだ絵は描いているのでお楽しみに。
今週もどうかご無事で。


