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余白みたいな場所

画像:Adobe Stock
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このサイトについて

何か役に立つ情報があるわけでもなく、

検索に引っかかりやすいワードを散りばめるわけでもなく、

集客するでもなく。

 

いったいこのサイトはなんなんだと。

 

描いた絵を載せているけれど、売れようとしているわけでもなく。

本気のエンタメでも、ビジネスでもない。

一部の人しか知り得ない希少な知識、暴露、告発も何もない。

夏を涼しく演出するこわーい話も、ない。

 

ただ、得体の知れない恐怖があるかもしれないな、と思ったので、

ちょっと説明しておきます。


画像:Adobe Stock
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答えは、「余白」、です。

 

人生の、心の、Web上の、宇宙の、時空の、あらゆる大事な現実の、「余白」の部分です。

 

目的もなく公園へ出掛けて、何をするでもなくぼーっとするぐらい、意味のない、でもとても価値のある空白。

 

意味がないというけれど、どんな人でも目的もなく行くことができる公園だって、清掃したり維持管理してる人がちゃんといて、お手入れされている。そういうところが心地いい。野放しの自然は過酷。公園といっても、公共建築みたいなものじゃないです、民間道楽です。限界はあります。

 

どんなに価値ある情報があったって、余白がないと困ると思います。みづらくて。

 

学生時代にも、余白はすごくすっごく大事だと教わった。

素材に手を加えないという選択も、デザインだと言われた。

 

余白=ネガティブスペースが、見るべきものの輪郭(シルエット)を、浮き彫りにする。

 

何かが見えてくるかも(ゲシュタルト崩壊……)。

 

今週もどうかご無事で。